So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン
So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン
前の10件 | -

刑務所のイジメ(19)・・・腹を殴られ続けるワケ [イジメ]

「刑務所のイジメ」について、長々とお話ししています。

このところ「シャリあげ」について、ご紹介していました。

入れ墨の割りには気弱なオッサンKさんが、シャリあげにハマるまでを話しました。


ここまでの話は
刑務所のイジメ(15)・・・イジメられっ子に堕ちていくまで
刑務所のイジメ(16)・・・自分から「シャリあげ」を希望させるテク
刑務所のイジメ(17)・・・メシ抜きになるほどエゲツない「シャリあげ」
刑務所のイジメ(18)・・・シャリあげ、貢ぎ、それでもイジメ足りない!
にて詳しくお話ししました。ぜひご覧の上、今回の話をお読みください。


先輩から、感謝が足りねー、誠意を見せろ!と脅され、「シャリあげ」され放題。

メシだけではなく、特食や集会のお菓子まで、根こそぎシャリあげされていました。

部屋長はそれでは満足できず、新聞・週刊誌までKさんに買わせて、貢がせましたが。


それでも部屋長は満足できませんでした。

元々チンピラのようなヤツが、ある程度で妥協して、満足できるわけがありません。

今回はKさんに自費で本を買わせるところから始まります。


9.「誠意が足りない」で殴られる?
「オイ、K!今度はよぉ、闇金ウ◯ジマくん全巻買ってくれよ」

部屋長は、今度は月2回自費で購入出来る「本」をタカってきました

毎月領置金(所持金のこと)から6冊ほど本が買えますが、ココを狙ってきたのです。


しかし、Kさん。今度こそはおとなしく従わなかった!

「すみません・・・本まではムリです」

部屋長が読みたいマンガをそろえるよう、Kさんに命令するも、Kさんギブアップ!?


いままでじっと耐えていた、Kさん。

とうとうガマンできなくなった?ブチ切れるのか?と思ったらカネが続かなかった!!

「すみません・・・領置金がなくなりそうなんで、本買うカネがないんです」


なんだ、ガッカリ・・・ブチ切れるんじゃなかったのか。

Kさんは土下座する勢いで、頭を下げまくり、断るのに必死にお願いしています

しかし、これを聞いた部屋長は激怒!


「オイ、K!オメェ、拒否るのかよ?」

K「そういうワケじゃないんです。カネがもうないんです

「そこを何とかしろや!大した金額じゃねーだろ!」

K「すみません。ホントすみません・・・」

「オメェ、オレたちが面倒見て、守ってやってるのに、感謝しないの?」

K「本当にありがたいと思っています」

「じゃあ、誠意見せろや!」

K「いや、ホントにカネが足りないんです」

「わかった。イヤなんだろ?誠意が足りないねぇ・・・」

K「そんなコトないです・・・」

「誠意が足りないってこと、わからせてやるよ」


ったく、誠意、誠意ってうるせーなぁ・・・

こういうのを刑務所では「ひっつき」と言います。


部屋長は吐き捨てるように言うと、立ち上がり、Kさんの前に立ちました。

そして廊下側の窓をチラッと見て確認した後、とんでもない行動に出ました。

バスッ!・・・「ぐえっ!」


なんと、Kさんの腹にいきなりパンチを入れました!



▼借金問題に専門特化した妥協なき債務整理!

元受刑者の私でも作ることができた、太っ腹!な楽天カードはこちらからどうぞ↓↓


(続きを読む)

続きを読む


nice!(8)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

刑務所のイジメ(18)・・・シャリあげ、貢ぎ、それでもイジメ足りない! [イジメ]

「刑務所のイジメ」について、続けてお話しをしております。

殴る・蹴るのハデなイジメもあるのですが、成人刑務所では、それは少数。

暴力のイジメは、証拠が出やすく、すぐに懲罰になるので、そんなに多くない・・・


それよりも、刑務所の現実として「メジャーなイジメ」を、ご紹介したい。

そんなワケで「刑務所の4大メジャーイジメ」をお話ししています(笑)。

①シャリあげ ②チン ③貢ぎ・カツアゲ ④パワハラ・コトバ責め・・・


勝手に決めたこの4つですが、ここ数回は「シャリあげ」をご紹介していました。

たかがメシを取られるだけ、のショボいイジメに思えるかもしれませんが、違います。

その「シャリあげ」まで堕ちていく様子を、前回までの記事
刑務所のイジメ(15)・・・イジメられっ子に堕ちていくまで
刑務所のイジメ(16)・・・自分から「シャリあげ」を希望させるテク
刑務所のイジメ(17)・・・メシ抜きになるほどエゲツない「シャリあげ」
にて詳しくお話ししております。ぜひご覧ください。


前回は、Kさんがとうとう「シャリあげ生活」に入り、エスカレートしていきました。

そして、パン食の日はなんと、シャリあげされ過ぎて「メシ抜き」の事態に!!

今回は、舎房の「シャリあげ」だけでは済まず、イジメがヒドくなるお話をします。


7.シャリあげだけで済まないイジメ
Kさんは、エゲツないシャリあげに、2ヶ月、3ヶ月と耐えていました。

①揚げ物(コロッケ、フライ、カツ)

②パックのジュース

③デザート

④柑橘類以外の果物

⑤甘シャリ

①~⑤が出たら没収、こんなひどい条件で、Kさんは毎日メシを取り上げです。

パン食の日はメニューが①~⑤にすべてハマることもあり、メシ抜きになりました。


それでも、ガマンしているというのは、エライんだか、バカなんだか・・・?

Kさんが「シャリあげ」されずに済むのは、工場で食う平日の昼メシだけでした。

これだけシャリあげされても身長160㎝ちょいのKさんは、あまりヤセないんです


裏で何か食っているのか?と勘ぐりましたが、刑務所ではさすがにそれはできません。

エゲツない「シャリあげ」で、激ヤセすれば、周りが心配し、調査にもなりますが・・・

「メシ抜き」までされているのに、見た目変わらないとは、ホントにツイてないヤツ!


そんなワケで、バレることもなく、エゲツない「シャリあげ」は続きました。

もちろん祝日に出る「特食」のお菓子は無条件に「没収」シャリあげです。

そして、月1回の「集会」のお菓子まで、すべて「シャリあげ」でした。


Kさん、途中から優遇区分が3類になり、月1回の集会に出られるようになりました。

自費で500円払い、ジュース1本、お菓子2~3品が食べられます

それは対象者が講堂に集まり、映画を見ながらお菓子を食べるというイベントです。


講堂にはパイプ椅子がギッシリと並べられ、工場ごとに順に座っていきます。

休日、舎房から出て行きますので、同じ雑居の人間は横並びに座ります

これを先輩たちが見逃がすワケがありません!


「オイ、K!オレのとなりに座れよ」

K「ハ、ハイっ・・・」

「教えた通りに、袋は開けておけ!それをオレの近くの床に置け!いいな?」

K「わ、わかりました」

「ジュースは、床に置いたままにしておけ!オレが飲み終わったら、交換だ!」

K「足元の床に置いておきます・・・」


コレ、シャリあげの手順を打ち合わせているのですが、わかりますか?



▼借金問題に専門特化した妥協なき債務整理!

元受刑者の私でも作ることができた、太っ腹!な楽天カードはこちらからどうぞ↓↓


(続きを読む)

続きを読む


nice!(7)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

刑務所のイジメ(17)・・・メシ抜きになるほどエゲツない「シャリあげ」 [イジメ]

みなさんは「刑務所のイジメ」と言うと、何を思い浮かべるのでしょうか?

やはり、殴る・蹴るの直接的な暴力でしょうか?

それとも、理不尽なことをやらされる「ドレイ扱い」のイジメでしょうか?


以前にもお伝えしたように、イジメの入口は、そこからではないんです。

刑務所でメジャーなイジメとは主に4種類。

①シャリあげ ②チン ③貢ぎ・カツアゲ ④パワハラ・コトバ責め

詳しくは以前の記事
刑務所のイジメ(12)・・・刑務所のイジメのバリエーション」を
ぜひご覧ください。

それがエスカレートしてくると、直接の暴力やドレイ扱いが加わる感じです。

ここ数回は、イロイロあるイジメの中でも「シャリあげ」をご紹介しています。

たかがメシを取られるだけ、のショボいイジメに思えるかもしれませんが、違うんです。


その詳細は、前回までの記事
刑務所のイジメ(15)・・・イジメられっ子に堕ちていくまで
刑務所のイジメ(16)・・・自分から「シャリあげ」を希望させるテク
にて詳しく話しましたので、ご覧いただくとしまして・・・


今回は、イジメられっ子に成り下がったKさんが「シャリあげ」されるお話です。

言われるがままに「シャリあげ」され、どんどんドツボにハマっていくKさん。

あまりのやられっぷりに、精神、それとも肉体、どちらが先にKOされてしまうのか?


5.怒涛の「シャリあげ」メニュー
前回、先輩たちの「チンピラ流タカリのテクニック」にまんまとハメられたKさん。

「やらせてください!」「好きなモノ言ってください!」なんて

自分から「シャリあげ」を申し出てしまいました


先輩たちのヘリクツだらけの「感謝・信用・誠意」の説教を浴びせられ、大混乱。

言う通りにしないと、無視や暴力と徹底的なイジメをされるのがわかっています。

術中にハマり、選択肢はナシ

なんとなくソフトに思える「シャリあげ」というイジメを自分から選んだワケです。


もう後には引き返せません。

さっそくその日の夕食から「シャリあげ」は、始まりました。

Kさん、食事の前に部屋長に呼ばれ、「シャリあげルール」を聞かされます。


「オイ、K!ちょっと来い。オメェ、メシを提供するって言ったよな?」

K「ハイ、言いました」

「別にオレたちはムリにやれなんて言ってねぇぞ。どうするんだ?」

K「いえ、いつも感謝しています。だから好きにして下さい」

「イヤイヤやってもらわなくてもいいんだぞ。勝手にしろよ」

K「やらせてください。決めてもらっていいです」

「わかった。そこまで言うんなら、オメェの誠意ってことで受け取ってやる」

K「ハイ、お願いします」

「じゃあ、とりあえず、こんな軽い感じでどうだ?」


軽い感じ?部屋長の提案した「シャリあげルール」は最初から結構飛ばしていた!

【以下のモノはすべて渡すように】

①揚げ物(コロッケ、フライ、カツ)

②パックのジュース

③デザート

④柑橘類以外の果物

⑤甘シャリ

オイオイ!ちょっとやりすぎじゃね?

おいしいモノはすべて没収だな・・・



▼借金問題に専門特化した妥協なき債務整理!

元受刑者の私でも作ることができた、太っ腹!な楽天カードはこちらからどうぞ↓↓


(続きを読む)

続きを読む


nice!(9)  コメント(16)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

刑務所のイジメ(16)・・・自分から「シャリあげ」を希望させるテク [イジメ]

「刑務所のイジメ」について、続けてお話ししています。

ここ数回は、イロイロあるイジメの中でも「シャリあげ」をご紹介しています。

「シャリあげ」は、バレにくく、肉体的にもダメージのデカいイジメなんです。


前回は、新入りが「シャリあげ」のイジメにハマるまで、を
刑務所のイジメ(15)・・・イジメられっ子に堕ちていくまで
にて詳しくお話ししました。


刑務所でイジメられるキッカケは大きく2つ

①新入りの最初の1カ月をガンバれず、適応できない

②口はわざわいの元:余計な一言、他人の悪口、失礼な受け答え


ホント、これに尽きると思います。

何せ、せまくて、退屈で、ストレスフルな世界。ささいなことに反応します。

そのレベルの低さは、小学生と同じ


つまり、刑務所では何と言っても「人間関係」に苦労するワケです。

首を突っ込まず、他人と関わらないことが、無事に過ごす一番良い方法ですが・・・

しかし、雑居ではそうはいかない。しゃべらないワケにはいきません。


今回は、先輩たちの質問にキチンと答えず、怒らせてしまったKさん・・・

そのKさんがイジメられ、ハマって抜け出せなくなるお話をご紹介します。


3.あの一言が命取りだった!
Kさんは「何をやらかして懲役になったか」自分の犯罪について決して話しません。

しかし、雑居の新入りにとって、この話題はゼッタイ訊かれること。

何でもいいから、何か答えておくべきなのです!


ところがKさん、言いたくないのはわかるけれど、最低の返しをしてしまった。

「いやぁ、それはちょっと・・・」

この拒否の姿勢が、雑居の先輩たちを怒らせ、イジメられっ子決定


どこの世界でもそうですが、雑居ではとくに「会話の返し」が重要です。

失礼な物言い、笑いも取れない、空気を読めないヤツは嫌われます。

まして質問に「いや、ちょっと」なんて返した日には、ケンカを売っているのと同じ。


「自分の妄想ヒストリー」で、つじつまが合うウソを言っておくのもアリ

自分のヘタレっぷりをアピールして、笑いで肝心な部分をボカすのもアリ

とにかく、先輩たちの質問を予想して備えておくのは、懲役生活では重要です。


懲役も「バカ」ではやっていけません・・・

Kさんは、残念ながらバカになりきれなかった!

先輩たちはイジメる相手、つまりは退屈しのぎのオモチャができてうれしそうです。


さっそく次の日から、Kさんのイジメは始まってしまいました。

しかしそれは、貢がせでも、チンでもなく、「シャリあげ」から始まりました

「質問の返事が気に入らない」ことを、どう「シャリあげ」に結びつけるのか?


さすが、刑務所。ヘリクツ満載

チンピラのタカリのテクニックが発揮されます。

Kさんをムリヤリ納得させ、メシをブン取る「テクニック」をご紹介です。



▼借金問題に専門特化した妥協なき債務整理!

元受刑者の私でも作ることができた、太っ腹!な楽天カードはこちらからどうぞ↓↓


(続きを読む)

続きを読む


nice!(10)  コメント(22)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

刑務所のイジメ(15)・・・イジメられっ子に堕ちていくまで [イジメ]

「刑務所のイジメ」について、続けてお話ししています。

貢がせるイジメに続き「シャリあげ」をご紹介しています。

刑務所のイジメの王道、ド定番ですが、実はダメージがデカいんです。


前回は、まさかの健康診断で「激太り」でバレるというお話を
刑務所のイジメ(14)・・・健康診断でシャリあげがバレる?
にて、詳しくご紹介しました。ぜひご覧ください。

「シャリあげ」はイジメられる方にとって、ツラいことだらけです。

精神的に追い詰められるのはもちろん、肉体的にも、かなりツラいんです。

空腹はホントにツラいですが、それが続けば健康を損なうという恐ろしさも・・・


また、殴る・蹴るの暴力と違い、バレにくいので延々と続く、終わりのないイジメ

刑務官様に泣きついたところで、「メシをあげた」ということになり、自分まで懲罰

八方塞がりの地獄状態。ずーっと「シャリあげ」されているのが一番平和という矛盾


そんな理不尽な世界を、今回はKさんの実例で見ていただきたいと思います。

まずは「シャリあげ」されるまでのプロセス

刑務所では、どうやらかすと「イジメられっ子」となってしまうのか、のお話です。


1.40歳のオッサンがイジられる
Kさんは40歳の日焼けしたオッサン。気弱で無口の「刑務所に向いていない」人です。

建設関係の仕事をしていた、とか、面倒見てくれる兄貴がいる、とか言うのですが、

見た目は、いつも額にハンカチを当て、頭下げまくっているダメサラリーマンです。


そんなKさん、最初から「イジメがあるらしい」雑居に入れられました

その雑居は、年齢もバラバラ。20代2人、30代2人、40代2人の計6人。

部屋長は「少年刑務所上がり」の20代のイケイケがやっていました。


実は懲役期間中に27歳に達すると、達年と言い、成人刑務所に移送されるんです。

このパターンで、少年刑務所から成人刑務所に移送されてきたのがこの雑居の部屋長。

彼は少年刑務所という、イジメもしきたりもエゲツない世界で鍛えられています


こんな部屋長の雑居は、少年刑務所でやっていた「しきたり」を持ち込むんです

すべてがメンドくさく、やり過ぎ

当然イジメも多く、理不尽のかたまりで、ロクなことがありません(笑)


ウマく付き合えば、若い人はオモシロいのが多く、退屈な毎日を楽しませてくれます。

しかし、一度嫌われ、目を付けられてしまうと、最悪です。

「少年刑務所」の彼らは、手加減を知らないのか、嫌がらせ・イジメもハンパない


Kさん、大変な雑居に入りましたが、その控えめな態度ではじめはウマくやってました。

しかし、雑居では退屈なので、先輩たちが根掘り葉掘り、過去を探ってきます

訊かれたくないこと、言えないこと、構わずグイグイ聞いて、答えるまで許しません


「オイ、K!オメェって、シャバで何やってたの?」

「今回パクられたのって、何やらかしたんだよ?」

「地元どこ?ガラ受けいるの?」


こんなのは初日の質問。序の口も序の口。

犯罪の手口、余罪、女性関係まで、イジれそうなところは、しつこく訊いてきます。

実はこういう質問に上手に答えるのが、イジメられるか、無事やれるかの分かれ目


「シャリあげ」に限らず、あらゆるイジメにつながる重要な場面です。

だから、新入りの1カ月は毎日がテストのようなもの・・・

ここでうまく答えて、受け流して、イジメられないポジションを築かないとダメです。


ところがKさん、オモシロいことを言うワケでもなく、ヘラヘラしているだけ

「オイ、K!オレたちが訊いてんだから、質問に答えろや!」

先輩たちは徐々にイライラし始め、はぐらかすKさんを許さなくなってきました。


しかし、Kさんはこの返事です

「いやぁ、それはちょっと・・・」

最悪。0点の返事。イジメ決定です



▼借金問題に専門特化した妥協なき債務整理!

元受刑者の私でも作ることができた、太っ腹!な楽天カードはこちらからどうぞ↓↓


(続きを読む)

続きを読む


nice!(10)  コメント(11)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

刑務所のイジメ(14)・・・健康診断でシャリあげがバレる? [イジメ]

「刑務所のイジメ」について、続けてお話ししています。

イジメにもイロイロありますが、前回からご紹介は「シャリあげ」

刑務所のイジメの王道、ド定番のお話を聞いていただきたいのです。

前回は「シャリあげ」とは、どんなものか?という入門編を
刑務所のイジメ(13)・・・イジメの王道「シャリあげ」とは?
にて、詳しくお話ししました。ぜひご覧ください。


今回は、刑務官様から聞いた「シャリあげのウラ話」をご紹介します。


1.バレにくい「シャリあげ」
シャリあげは、弱い者から強い者、後輩から先輩へ、が当然のパターンです。

メシをたくさん食いたいから「シャリあげ」するのか?

コイツをイジメたいから「シャリあげ」するのか?


どちらにしても、イジメられるわ、メシもたくさん食えるわ、都合がいい。

イチャモンつけて、まさに「みかじめ料」として、食い物をまきあげます。

「シャリあげ」するイジメっ子は、必ずこう言ってました・・・


「誰のおかげで、この工場でやっていけてると思ってんだ?」

―――先輩たちのおかげです・・・

「いつもオレたちがメンドウ見てやってるだろ?感謝しないの?」

―――感謝しています。すみません・・・

「迷惑かけてんだろ? だったらそれなりの誠意を見せろよ」

―――ハ、ハイっ。どうすればよろしいでしょうか?

「じゃあ、メシで許してやるよ」

―――わかりました。そんなことなら喜んで。


見てお分かりのように、チンピラのヘリクツ、「恐喝」ですね

逆らったり、ゴネたりすると、メンドウなことになるのは目に見えている。

メシで済むのなら、仕方ないか・・ここはメシを言う通りに献上しよう。


こうやって、文句を言わずひっそりと「シャリあげ」に応じてしまうのです。

しかし、こんなのに一度喰いつかれたら、ボロボロにされてしまいます。

最初は甘いモノだけだったのが、揚げ物やパンまでシャリあげされて・・・


最後は、メニューによっては全部没収

つまりは「メシ抜き」にされてしまうのです

「たかがメシじゃねーか」って思いますか?


空腹って、メシ抜きって、一番ツラいですよ。それがずーっと続くワケですから。

「激ヤセ」して、ヒドイ場合は体調を崩し、健康じゃなくなるんです!

ヒドイ話ですが、でも、なかなかバレることはありません。


なぜなら、バレてしまったら、イジメられっ子にも都合が悪いからなんです。

バレたら、「シャリあげ」被害者の自分まで、懲罰となります

また、空腹でひもじいながらも保護され、安定した現在を捨てることになります


もし「疑われただけ」とかの中途半端にバレたら、もっとエライことです。

「オメェ、オヤジ(=刑務官のこと)にチンコロしただろ!」

もう、雑居の先輩たちは「裏切り者」と決めつけ、激怒!


イジメられっ子本人が、刑務官様に泣きついて密告したと疑われます。

「シャリあげ」だけでは済まなくなり、ありとあらゆるイジメをされるでしょう。

だから、「シャリあげ」でイジメられても、なかなかチンコロ(=密告)しないのです。


そういうワケで「シャリあげ」は発覚しにくいイジメなんです。

次の新入りが来るまでどころか、出所まで「シャリあげ」されたヤツもいます。

ところが、思いもよらぬところから「シャリあげ」がバレてしまうこともあります。


ここからは刑務官様が直接教えてくれた、かなりレアなケース・・・



▼借金問題に専門特化した妥協なき債務整理!

元受刑者の私でも作ることができた、太っ腹!な楽天カードはこちらからどうぞ↓↓


(続きを読む)

続きを読む


nice!(12)  コメント(16)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

刑務所のイジメ(13)・・・イジメの王道「シャリあげ」とは? [イジメ]

「刑務所のイジメ」について、続けてお話ししています。

イジメにもイロイロありますが、今回ご紹介したいのは「シャリあげ」です。

もう、刑務所のイジメの王道、ド定番のお話だと思います。


そこで、私が実際に見て聴いて体験したものだけを、話を盛らずにお伝えします。

この手の話は、メディアにあふれ、脚色されたものが多く、リアリティに欠けます。

そこで「実際は、良くも悪くもこんなもん」という「シャリあげ」をお話しします。


1.シャリあげの実態とは
念のため「シャリあげ」とは、他人の食事を取り上げて、食べてしまうことを言います。

ただでさえ少ない食事を取られてしまい、空腹に苦しめられます。

刑務所では、人間関係以外で何がツラいかと言えば「空腹」と「寒さ」ですから・・・


たまたま珍しいごちそう、例えばプリンが出た、だからよこせ、ならマシなんです。

毎日、毎食、当たり前のように「シャリあげ」するエゲツないのがツラいんです。

だって、懲役たちはみな、腹を空かせていて、少しでも多く食いたいですから・・・


ですから「シャリあげ」とは、他のイジメとはちょっと違うんです。

①少しでも多く食いたいから、取りやすいヤツから取り、結果イジメになる

②イジメてやりたいから、ダメージの大きいメシを取り上げることをする


どちらもあるパターンですが、どちらかというと①の方が多いんです。

最初は「イジメ目的」ではないところが、メンドくさいところなんです。

いわゆるシャバでの「みかじめ料」的なもので、取られる方も文句を言えない。


少ないメシをさらに取られるのは、かなりツラいことだけど、自分の身を守るため。

要求されたメシを渡しておけば、それ以上イジメられることもなく、必要悪だ。

そんな風に「シャリあげ」される方もガマンして、やられ続けることが多いんです。


また、イジメる方は、勝手にルールを決めていることが多く、それがウケるんです。

「揚げ物は全部没収」とか

「甘いモノはすべて没収」とかは定番


中には「パンの日はパンを没収」とか、主食を取り上げるエグイものもあります。

最初は甘いモノだけで済んでいたのが、アレもコレも、とエスカレートすることも。

パン、小倉あん、パックジュースの時はすべてシャリあげとかになってしまいます


もう、シャリあげどころではなく、「メシ抜き」です。

それが半年、一年と続けば、精神的にツラいだけではありません。

ホントに、栄養不足、体の健康につながる深刻な問題になります


暴力を使わず、肉体的にもダメージ!

効率が良いというか、懲役の悪知恵というか

刑務所で兵糧攻め・・・なんと恐ろしい!



▼借金問題に専門特化した妥協なき債務整理!

元受刑者の私でも作ることができた、太っ腹!な楽天カードはこちらからどうぞ↓↓


(続きを読む)

続きを読む


nice!(11)  コメント(13)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

刑務所のイジメ(12)・・・刑務所のイジメのバリエーション [イジメ]

「刑務所のイジメ」について、続けてお話ししています。

イジメにもイロイロありますが、まずご紹介したのは「貢がせるイジメ」

気弱なTくんが先輩に気に入られようと、必死になるところを付け込まれました。


詳しい話の流れは前回までの記事
刑務所のイジメ(8)・・・日用品・書籍を貢がせるイジメ(前編)
刑務所のイジメ(9)・・・日用品・書籍を貢がせるイジメ(中編)
刑務所のイジメ(10)・・・日用品・書籍を貢がせるイジメ(後編)
刑務所のイジメ(11)・・・日用品・書籍を貢がせるイジメ(完結)
を、ぜひご覧ください。

結局Tくんはイジメられていたのに、自分だけ懲罰となる悲惨なストーリーでした。

しかし、こんなのは珍しくもなく、最も多いパターンなんです。

イジメられっ子が耐えられず、懲罰という自爆をして、難を逃れるしかないという・・・


今回は、Tくんのケースをちょっと振り返り、イジメのバリエーションを考えます。

よく思い出してみると、大してイジメにもバリエーションがないことがわかりました。

そりゃ、厳しく制限された生活だから、当たり前かもしれませんが・・・


1.イジメられた方が懲罰を受ける
Tくんも、バレないように貢ぎ、おカネがある間は先輩にかわいがられ、順調でした。

Tくんは日用品、本、差し入れと「あらゆる手段」で先輩たちに貢ぎました

その結果、おカネが足りなくなり、親に手紙でカネを無心してバレちゃいました。


「カネの切れ目が縁の切れ目」のコトバ通り、バレて貢げなくなると、Tくんは暗転

先輩たちから無視、恫喝、暴行とあらゆるいやがらせを受け、追い詰められました。

結局、耐えられず「ギブアップ」


逃げたいけれど、ここは刑務所

逃げられる真っ当な手段がないのです

以前の記事:「刑務所のイジメ(4)・・・イジメから「逃げる」最終手段とは
にてご紹介しましたが、刑務官様が守ってくれない限り、合法的な回避は不可能


そんな追い詰められたTくんが取った手段は「出役拒否」

朝、雑居から工場に向かう際、部屋に引きこもってしまうという最終手段です。

もちろん、許されません。事情がどうであれ、一発でアウト。懲罰です。


イジメられたのはTくんなのに、Tくんが懲罰を受け、工場を去ることになりました。

もちろん貢がせてイジメた明らかな証拠はないので、他は誰もおとがめナシです。

うーん、こんなことはシャバでも当然ありますが、刑務所でもあるのはどうかと・・・


刑務所は罪を反省し、更生する所なのに、真逆のことをやっています(笑)。

これじゃあ、マジメになろうとしている人も、グレちゃいますよ・・・

刑務所は「マジメにやればやるほど損をして、バカを見る」ということが多いです。


刑務官様も平気で「努力は裏切らない、必ず報われる」なんて言っちゃいますから。

努力は必要だが、報われるワケではない、むしろ報われることは少ない、ですよね?

つまらないマジメな話をしましたが、これが刑務所の現実。


結局のところ、他人をアテにしてはいけない・・・

「自分の身は自分で守る」という刑務所の鉄則に行き着くのです。

Tくんはかわいそうでしたが、よくある例の1つに過ぎませんでした。


そこで記録や記憶から「刑務所のイジメ」のバリエーションを考えてみました。

すると、意外と少ないことに気づきました。大きく4つしかない!

派手なのは「暴行」ですが、バレやすく、懲罰になるので、実は割と少ないんです。


第三者で見ている分には、殴る・蹴るのイジメの方がオモシロいんですが・・・

後半、刑務所のイジメのバリエーションについて、お話しします。



▼借金問題に専門特化した妥協なき債務整理!

元受刑者の私でも作ることができた、太っ腹!な楽天カードはこちらからどうぞ↓↓


(続きを読む)

続きを読む


nice!(16)  コメント(16)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

刑務所のイジメ(11)・・・日用品・書籍を貢がせるイジメ(完結) [イジメ]

「刑務所のイジメ」について、続けてお話ししています。

まずご紹介したのは、暴力ではなく「貢がせるイジメ」

気弱なTくんが先輩に気に入られようと、必死になり付け込まれ、カネをはがされます。


詳しい話の流れは前回までの記事
刑務所のイジメ(8)・・・日用品・書籍を貢がせるイジメ(前編)
刑務所のイジメ(9)・・・日用品・書籍を貢がせるイジメ(中編)
刑務所のイジメ(10)・・・日用品・書籍を貢がせるイジメ(後編)
を、ぜひご覧ください。


長くなり大変申し訳ありませんでしたが、今回でこの話も完結です。

先輩たちに「貢いだ」おかげで、かわいがられていましたが、ヘタを打ってしまいます

Tくん、手紙で何度も親にカネをせびったことがバレ、刑務官様に怒られます。


それだけではありません。刑務官様の追及の手が襲いかかります。

先輩たちに貢ぐために、日用品を大量購入していることをカンづかれてしまうのです。

そりゃあ、同じようなモノを3カ月も続けて、1万円以上の爆買いしてりゃバレます。


Tくんは完全にバレて、懲罰になってしまうのか?

その前に、バレたことで先輩からボコボコにされないのか?

どちらにしろ、Tくんはロクなことがなさそうです・・・


7.懲罰をまぬがれる先輩たちの手口
石けん、シャンプー、歯みがき粉にタオル、ボールペンとあらゆる日用品・・・

Tくんは先輩たちの要求通り、毎月1万円以上も使い、大量買いしていました。

そんなことを3カ月も続けていたら、刑務官様に疑われ、捜検になりました。


捜検、それはガサ入れ。こうなると証拠が出てくるのがフツーで、ジ・エンド。

フツーはこのパターンでアッサリと連行され、懲罰になってしまいます。

ところが、先輩たちの「プロの手口」がカンペキでした


日用品は、工場での作業中に一人ずつ呼び出されて、配布されます。

その際、購入した一つ一つの品を刑務官様がチェックして、本人に渡されます

そして受け取った品の袋や箱に、その場で名前を書くよう命じられます


他人へあげたり、取り上げたりする不正を防ぐために名前を書かされるのです。

もし他人へ渡っても、名前が書いてあれば「捜検」の際にバレてしまいます。

動かぬ物的証拠で、100%懲罰決定


しかし、そんなことはカツアゲ、イジメ上級者の先輩たちには百も承知でした。

Tくんが受け取る時には名前を書かないよう、事前にキビシク指導!

普段は命令ばかりのくせに、こんな時は手とり足とり、みんなで熱血指導です。


「おい!T。慌ててやるんじゃねぇぞ!挙動不審になるから、ゆっくりやれ!」

万が一バレた時のために、Tくん本人が使う最低限の品物だけ名前を書かせます

残りの大量の品は書いたフリだけで、コッソリTくんの小袋に入れさせていました


実は舎房に帰る直前に、刑務官様が「持ち込み確認」を行い二重チェックします。

舎房に持ち帰るモノを、不正がないか、名前が書いてあるか、確認するのです。

しかし、刑務官様もイチイチやるのはメンドくさいらしく、ほとんど見ません


先輩たちは「名前を書かずとも、ノーチェックで入る」ことをよく知っていました。

刑務官様のサボりを逆手に取り、Tくんの購入した品を、部屋で山分けです。

名前も書いておらず、袋や箱を捨ててしまえば、まるで誰のものかわかりません。


証拠も一切残らず、捜検されてもまったく余裕!

万が一「どうして名前書いていないんだ!」と言われても、すっとぼければOK

「あれ?ホントだ!忘れました!すみません!」と言えば、これ以上追及できません。


この日頃からのTくんへの「指導」が、まさに役立ちました!

今回、Tくんの雑居は全員が「捜検」で、荷物をすべてチェックされたのです。

しかし、誰の荷物にも「Tくんが貢いだ」という証拠の品は出ないワケです。


Tくんが貢いだモノ自体はみんなで持っているのですが、刑務官様にはわかりません。

何せ名前も書かれていないから、証拠にならないのです。

アヤシイけれど、証拠不十分にて、おとがめナシです。


先輩たちは、してやったりです

一方で刑務官様は「日用品のやり取り」があったのは間違いないのに、何もできず…

刑務官様、半ばメンツを潰されました


刑務官様このまま黙っていられません



▼借金問題に専門特化した妥協なき債務整理!

元受刑者の私でも作ることができた、太っ腹!な楽天カードはこちらからどうぞ↓↓


(続きを読む)

続きを読む


nice!(16)  コメント(11)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

刑務所のイジメ(10)・・・日用品・書籍を貢がせるイジメ(後編) [イジメ]

「刑務所のイジメ」について、続けてお話ししています。

ムショのイジメにもイロイロありまして、個別のケースをご紹介していました。

まず最初に紹介したのは、暴行でも脅迫でもなく「貢がせるイジメ」


弱虫のTくんが、先輩たちに気に入られるために、命令通りに貢がされるのです。

前回まで、日用品、本、差し入れを貢がせて、カネを巻き上げられる話をしました。

詳しい話の流れは前回までの記事
刑務所のイジメ(8)・・・日用品・書籍を貢がせるイジメ(前編)
刑務所のイジメ(9)・・・日用品・書籍を貢がせるイジメ(中編)
この2つをお読みいただければ幸いです。

今回は、カンペキと思われたこの貢ぎのシステムに、ほころびが見えるお話です。


貢ぎのシステムがダメになることは、Tくんが先輩に守ってもらえなくなること。

イジメから解放されるのではなく、余計にイジメられるということです。

Tくん、大ピンチ!どうやって切り抜けるのか?それとも潰されるのか?


5.刑務所にいるのに年60万負担?
先輩たちの欲しがる日用品、書籍、新聞を一手に購入し、サイフ代わりとなったTくん

先輩たちからは陰でATMにもじって「アトムくん」と呼ばれ、重宝がられました。

徐々に「イジメ」はエスカレートし、差し入れの本まで大量に貢がされました。


差し入れの本で月40冊、2万円以上

購入の日用品で、月1万円程度

購入の本・新聞で、月1万5千円程度


すべて合わせたら月5万円程度は、先輩たちに貢がされていることになります。

年間にしたら60万円!

Tくんは不定期刑の懲役5~7年ですから、最短の5年として考えても

刑務所にいる間に300万円は、むしり取られることになります。


どーして、刑務所に来てまで、カネを巻き上げられなければならないのか?

しかし、Tくんもアホなのか、生き残るのに必死なのか、ギブアップしません

むしろ貢ぐことで先輩にかわいがられ、Tくんはうれしそうなんです。


エグイたかりなのに・・・これじゃあ、イジメとは言わないのか?

Tくんは、どーしても「安泰のポジション」をゲットしたかったんでしょうね。

Tくんのカネが続く限り、先輩もTくんもトク、しばらくは続くかと思われました。


「アトムくん、ホント使えるわ~~」

「本もリクエストしたら、すぐに差し入れしてくれるしな」

「月40冊はカタイから、結構イロイロと選べるよねぇ」

「マンガもあっさりコンプリートできますよ」

「今度はこち亀を全巻頼むか?それともワンピース全巻頼むか?」


先輩たちは、相変わらずエゲツないことを言って、喜んでいるようです。

いやぁ、こんなことがいつまでも続けられるのか?

しかし、意外なところから「ほころび」が出て、Tくん、ピンチに追い込まれます


ある日の作業中のことです。担当の刑務官様が、怒鳴るようにTくんを呼び出します。

「おい!T!担当台まで来い!」

明らかにイラついた、何かやらかしてしまった時の口調です。

貢いでいることがバレたか?



▼借金問題に専門特化した妥協なき債務整理!

元受刑者の私でも作ることができた、太っ腹!な楽天カードはこちらからどうぞ↓↓


(続きを読む)

続きを読む


nice!(26)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感
前の10件 | -
Copyright © 犯罪予備軍のための刑務所マニュアル All Rights Reserved.
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます
Designed by KAETENテンプレート
FXデイトレードのメリット